最近よく聞くホッフェンハイム、ナーゲルスマン

最初にマッチレポとかいってたくせにいきなりホッフェンハイムとかいうチームを紹介しだすのである。

それはさておき、ホッフェンハイムとはドイツ・バーデンヴュルテンブルグ州にある都市、ジンスハイムホッフェンハイム地区にあり、他にも陸上とか体操とかスポーツ総合クラブらしい。日本でいう三菱養和的な。ブンデスリーガに所属しており、なんか知ってるんだよなっていう人はおそらく宇佐美貴史(現フォルトナデュッセルドルフ)が所属していたからだろう。

宇佐美が所属していたころはまだそんなに注目はしていなかった。だがしかし、弱冠28歳のユリアンナーゲルスマンが就任後残留を果たし、翌シーズンではブンデスリーガで4位に食い込むということで話題になったのではないだろうか。(笑)

 

ナーゲルスマンとテクノロジー

ナーゲルスマンは20歳の若さでけがによりスター選手になる夢をあきらめた。現役の頃はトーマストゥヘルのもとでプレーしていたようだ。

アウクスブルクユース、1860ミュンヘンU-17での監督を経てホッフェンハイムの下部組織で指揮をとり始めた。

 

ナーゲルスマンのフットボールは後方からビルドアップし、ポジションチェンジを繰り返し崩しに行く、ごくごく簡単にいうとこんな感じだ( ̄▽ ̄)

彼はペップグアルディオラから多くを学んでいる。それはコピーではなくいろんな人や、物から価値を見出し、自分なりに表現している。ペップグアルディオラも、チェスの王者カスパロフから多くの学びを得たように。

 

ナーゲルスマン、そしてホッフェンハイムの飛躍を支えたのは間違いなく胸スポンサーにもなっているSAP社だろう。SAPはビジネスソフトウェアやテクノロジーソリューションを手がけるヨーロッパ最大級のソフトウェア会社である。SAPはパス精度を高めるマシン『フットボナウト』や、高速で動くバーチャルの選手を見極めることで認知や短期記憶などを鍛える『ヘリックス』などを開発してきた。

 

今日の欧州サッカーはスケジュールがとんでもないもので時間がない中で、より効率よくトレーニングするかが重要な項目となっている。

戦術を浸透させるには後からいうよりその場で映像で確認できる方がよりはやいだろう。ホッフェンハイムはユースチームでもすね当てにつけたセンサーを使い、スピードなどの情報の他に位置情報を取得し、選手の距離感を測り、アニメーションを作成し即座にコーチのタブレットに送られ、指示が出せると言ったようにテクノロジーの進化がサッカーの進化を支えている。


ブンデスリーガ・ホッフェンハイムの秘密兵器-センサーデータを活用した選手のパフォーマンス解析


大躍進を遂げたホッフェンハイム 革新の裏側

↑これを見ればわかる(゚∀゚)

 

 最先端は先へ先へ行っているということで、現状維持なんてやってたら、もはや時代遅れじゃねって話なんですよね。さっかーもビジネスも。

戦術的な話題はまた後で。。